絵を描こうと思い立ったので、近くの木枠が売っていそうなITO-YA 青葉台店に電話でM−3号の木枠の在庫があるかどうかを尋ねたところ、取り寄せになるとの返事。
仕方が無いそれでは木枠も自分で作って準備をするか! まず、角材の1面に傾斜をつけるところから、 次に45度にカットしてこのように組み合わせ。額縁と一緒やな。 実に木枠の継ぎ方は感心する程、非常に複雑で留形相欠き接ぎのより複雑な作りを しています。そこまでの情熱と時間は注げませんので 今回の継ぎ方は契りで行う事にします。 接着は当然ボンドではなく古来から使われてきた牛の皮から作られた膠で接着してゆきます。 膠はご覧のような状態です。 上下が逆になってしまいましたが契りの余分な部分を切り取ったところ ようやく麻布の登場。ここまでもすごく長い。 これは何をしているのかというと麻布の端が解れないようにミシンで縫い付けています。 絵にたどり着くまでに疲れてしまいそう。 タックスでを打ち付けて仮張り、そしてお湯で糊を洗い流します。 ようやくキャンバスらしくなってきました。 地塗り塗料作り。今回は半吸収性キャンバス アブゾルバン 膠水、白亜、チタニウムWにサンシックンドリンシードを加える。卵の黄身も少々 まるでホイップクリームのような キャンバスに地塗りしてようやく特製キャンバスの出来上がり。
by johanesvermeer
| 2012-12-28 23:35
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